税金

2010年04月10日

電子申告(e-tax)で5000円戻ってきます。

さて、イタリア・道東旅行記中ですが、
ちょっといつもと違った話題で税金のお話です。

 税金と聞くとそのままさけたくなる方もおられる
と思いますが、今回は一応税金納めている人なら
誰でもお金が返ってくるお得な話題です


 そろそろ確定申告の時期になりますが、普通は
自営業の方、高額所得者や医療費の高額還付や
住宅ローン控除等の方、以外は普通、給与から
源泉徴収され、年末調整をしているので
確定申告は関係ない方(もしくはだんなさん
の扶養で関係ない方)ほとんどだと思います。

 ですが、昨年と今年に限ってサラリーマンの
方も含めて(前年に所得税が発生していないと
だめですが)、単純に電子申告(e-tax)の申請
をすると最大5000円 かえってきます
(昨年電子申告をして5000円戻って来た方は
対象外です)

 普通に働いている方は 5000円
以上は所得税納めている(引かれている
というべきか)とおもいますので
 まず、5000円は返ってきます

 さて、ここまで聞くとこの景気が厳しい世の中で
5,000円実質ただでもらえるならやってみようと
思うのですが、これまたハードルが高いのです
(お得といいながらすみません

 私も普通の給与所得者ですが、実は去年e-tax
をして還付を受けようと思ったのですが、
いろいろ準備しなければいけないので
断念してしまいました

 でも、今年は最後ですのでなんとかチャレンジして
みました

 電子申告するには、まず前段階としていろいろ
そろえなければなりません

 まず、必要なのが、住基カードです
こちらについては、もよりの市町村(普通は
支所でもOK)の担当課にいけばいいのですが、
2008年3月末まではだいたい発行手数料500円
くらいかかりました

 ところが2008年の4月から国からの補助で
3年間無料(こちらについてはもよりの市町村で
確認してください)になりました

 一応写真有りと無しを選ぶことが可です。
もよりの市町村によっては写真自体も無料で
撮影してくれる所もあるようです
 私はそこらのパスポート用の自動写真撮影機で
とったものを使って写真有りの方にしましたが
(今後なにか役にたつかもしれませんので)

 次に必要なのが、電子証明書です。実は
この住基カードに電子データを書き込むのですが、
残念ながらこちらは500円いります
また、こちらはもよりの支所とかでやっていなくて
だいたい市役所本庁の1台だけが多いようです。

 ですので、私は住基カードも持っていなかったので
市役所の本庁の方で一括(電子証明書も含め)で申請
しました。

 当然、役所ですので平日の日中しかだめなので
実は昨年のお盆休みのときに既に申請しにいきました

 さすがにそんな早い時期は私だけでしたので
そんなに発行まで時間はかかりませんでした

 それにしても電子証明書の機械はでかいだけで
よくわからない機械でした。
 なお、その時に設定したパスワードが後でいります

 ここで終わりでなく、まだあります
その電子証明書を読む機械 専用のカードリーダーが
いります

 これが最大のネックですが、安いので2600円
~3000円(郵送料含めると3000円くらい
)します。
 
 せっかく5000円もらうのに先ほどの電子証明書
や写真代や市役所行くまでの交通費で計5000円
近くなってしまいます

 私の場合 楽天の店で誕生日月に500ポイントとか
その他 ポンカン等の限定ポイントをおりまぜて
ICカードリーダーを買いました
(私はシャープのRW-4040というのを買いました。
たぶん1番安いと思いますが、
これも市町村によって接触型ICか非接触型ICかで
対応できない所もあるので確認が必要です
普通はこの機種でいけるはずです。)
ので、実質無料です

(それにしても今 やっと1月になってから
ソニーのパソコンリーダー(通称パソリ)と
1台で併用のものが出ましたが
それまではこの電子申告だけの専用のカードリーダーで
それこそこれしか使えないというのはちょっとねえ


 やっと準備が整ったところで
平成20年分の給与所得の
源泉徴収票がやっとでましたので、
早速e-tax 申請して
みました。

(確定申告に詳しい方なら2月15日から1ヶ月間で
 ないのと思われると思いますが、実は税金を納める方で
なく税金がかえってくる方だけなら、その翌年の1月1日から
最高5年の間申請できるようです。なお、電子申告に限って
は今年は1月19日から3月16日までのようです
 

 ここまででも結構大変なのに、ここからもまだ
ハードルがあります

 とにかくいろんなものをインストールしたりや
届出等がいります。
詳しくは 下記 リンクを参考にしていただく早いですが、

一応体験談としてこの後読んでください。

e-tax 


まずは、ICカードリーダーのドライバーを先に
インストールしてからの話ですが、
上記リンクの後、
そのまま進むとe-taxの作成画面になります。
(これすら初めよくわからず、e-tax利用ソフト
をインストールする始末。5000円の電子
還付だけならいりません

作成開始をクリックし、1、所得税の確定申告
2、電子申告を選びまして 次のページへ行きます。

ここで確認事項として10ほど聞いてきます。

ここでないのはたいがい公的個人認証クライアントソフト
と信頼済みサイトとルート証明書になるかなと思います。
(場合によっては先にインストール状態になるかもしれません)
ここで各個別インストールします。
(私は先に間違ってe-taxソフトをインストールしてしまったので
既に収得済でした

それぞれ チェック後、次に行きます。

次に 初めての方は 利用者識別番号と
電子申告の為の初期登録がいります。

実は利用者識別番号は昨年の申告までは
税務署に郵送後取得するので2~3週間
かかったようです
今年からはすぐに取得できます。
(この時に識別番号以外にも別の暗証番号がいります

長くなるのでここは省略しますが、
電子申告の初期登録もICカードリーダーや
電子証明書時の取得したパスワードもいります。
(ここで初めはなぜか電子証明書が認識せず
思い何度もしましたが、だめでして
もう1度最初から今までの項目やり直すとなぜか
いけました。後で父親の申告入力でも同じでした。)

この2つがようやく終わると

やっと確定申告の入力になります。

ここからも税金の申告は初めてでわからないよ

いう方もおられると思いますが、

この入力だけは 真ん中の初心者マークがある
当コーナーを初めて利用する方という所から
行くと問答形式で最後までいけるので比較的楽です。
給与所得の源泉徴収票があればどの部分を
入力すべきかも図ででてきます。

ここも非常に長くなるし、個人によって
違うので省略しますが、今までよりは楽に
設計されていると思います。
ここは途中作業までを保存できることも
できますので、じっくりやれば問題ないと
思います

最後に還付先の銀行ですが、
ネット銀行は場合によっては対応
していない場合もあるそうなので
ネット銀行でない普通の地方銀行に
私はしました

 これで2~3週間後には問題なければ
5,000円が口座に振り込まれているはずです。
(ついでに父親は年金生活者ですが、
 国民健康保険等の支払いで戻ってくるの
もあるのであわせて電子申告しました。
ICカードリーダーはそのまま使えるので
一家としては1万円還付でお得になった
のでしょう。)



 それにしても私は5,000円が戻ってくるという
餌で電子申告しましたが
(住宅購入や医療費が多くなったとき以外は
まず確定申告はしないと思いますが)

本当に電子申告をすすめようと言う気があるのか

作った人達は 本当に自分で申請しようとか
思ったのでしょうか
(イタリア・ミラノの最後の晩餐をネットで予約する
よりはまだましでしたが

PCや機械に詳しくない方や
電子証明書 を取得するのに平日の
市役所等に行かなければならないならいので
本末転倒だと思います。

これだからお役所仕事だと言われるのですね




P. S 

堅い話になってしまい写真もないので
ちょっとだけ。

実は前から気になっていた、パステルのなめらか
プリンを作った人がたちあげた スイーツマジック
の 黒ラベル ザ・プレミアムバニラが
ようやく先日来ました。
(実は関西のローカルTVで紹介され、注文が殺到
(そういう私もそのTV見て知り注文しましたが
結局その時は注文できませんでしたが

ちょっと高いのですが、(数も1コ単位では
注文できませんので)

お味はパステルのなめらかプリンの上等版って
感じでなかなかおいしかったのですが、
気軽に注文できない(手作りで個数も限定
クレジットカードも対応していない、銀行
振り込み)ので、そこが残念ですね

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posamu4417712
posamu4417722

 

※ 2009年1月当時の記事です。



aat64260 at 00:01|PermalinkComments(7)TrackBack(0)